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合格対談 2011年度 早稲田大学人間科学部・明治大学文学部・立教大学文学部) 合格 北田浩二郎 君(加茂高校卒)

偏差値38から早稲田・明治・立教といった超難関大学合格を果たした。彼のこれまでの人生を一言で言えば「激動の10代」と言えるだろう。中学時代、5教科の合計点数はたった98点。立志塾に入り、1年間で450点を取れるまでに成功、加茂高校に合格。しかし、本当の「激動」はここからだった。


高木先生(以下「高」):浩二郎のスタートのドラマとしては、今回の大学受験に関してもさまざまな事があったよね。
北田浩二郎君(以下「北」):僕の受験人生は全部ドラマですから(笑)
高:(笑)浩二郎の塾の出会いは中学3年の初めに体験として入ってきた時だよね。
北:そうですね。『目からウロコの中学英語復活講座』を見ましたね。あの講座で一段階は上がりました。

担任の先生に、「こんな点数じゃいける高校なんてないぞ」

高:確か兄貴が塾生だった繋がりで塾に来たよね?
北:そうですね。母親に無理やりでしたけど、僕は最初、全く勉強やる気はなかったので・・・。だけど、中学2年の時に担任の先生に「こんな点数じゃいける高校ないぞ」と言われまして、まあ危機感はありました。
高:この時の点数は大半が社会の点数だけだったんだよね。
北:その他は信じられない点数でしたからね。

高:まあ、そのとてつもなく低い点数で塾に入って、最後の期末テストで何点だったっけ?
北:教科ごとの点数はよくわからないですけど・・・合計は451点でしたね。
高:よく覚えてるな (笑)。この点数、悪かった時の約5倍だからね。
北:衝撃的でしたね(笑)
高:そこで浩二郎は一皮むけた感じだよね。
北:そうですね。「ああ、俺勉強できるんだ!」みたいな。そこから「勉強しよう」ってやる気が出てきましたね。
合格インタビュー高:勉強のやり方を覚えたからだよね。「こうやってやれば良い」みたいな。

北:はい。2秒ルールとか様々なものを(笑)・・・今でも覚えていますよ。
高:まあ、そんな感じで、最初は無理と言われていた加茂高校に入学したんだよね。・・・・・・ですが。。。
北:ですが、合格して調子にのったんですよ。勉強なんて余裕だ!なんてね。あと部活に夢中になってしまいまして・・・・・・折角上がった成績もズドンと落ちました。

「やってみなよ」友達からかけられた声で、挫折から復活。

高:それで、高校3年の夏休み前ぐらいから、様々な要因があって大学受験を諦めてしまったんだよね。
北:というか、もう人生を諦めたみたいな(笑)
高:様々な挫折を味わって、そこからどうしてもう一度勉強をはじめたの?
北:色んなことがありましたけど、まず仲の良かった友達が「勉強をやってみなよ」って言ってくれまして、やる気が出てきたんですよ。その時に僕の親友が「立志塾に戻ってきなよ」と言ってくれまして、まあ少し躊躇しましたけど・・・11月の終わりごろに復活しましたね。どん底の状態ですけど(笑)
高:そうして、そこから怒涛の勉強がはじまるわけだよね。だけど結果論的な発言になってしまうけれど、代々の先輩たちから受け継がれてきた『立志メソッド』を形としては持っていたわけだよね?繰り返しが大切とか、音読とか・・・。
3つに割れたネクステ北:そうですね、死ぬほど聞かされていました(笑)。だから僕の受験勉強方法は『繰り返しが命』だったんですよ。自慢しますけれど、英文法の『NEXTSTAGE』を20周やったんですよ。そしたら参考書が三つに裂けてしまいましたからね。
高:そこがすごいところだよね。世の中の勉強教えている誰もが「繰り返しやれ」って言うけれども結果がなかなかでないと、その参考書に対する信頼感もなくなるよね?
そこで結果もなかなかでないのに20周も繰り返すのはすごいよね。
それには浩二郎の場合は加藤君とか立志塾の歴代の先輩たちが築き上げてきた「繰り返しやってきた、その先に見えるゴール」という目に見える証拠があったからだよね。
北:加藤君への憧れがすごかったです。浪人時代から積み上げてきた「ノートという軌跡」を見せ付けられてきたものですから、繰り返しの大切さは誰よりも理解していた気がします。
高:本当に勉強ってそれができるかどうかだよね。浩二郎が受かったのはそこが要因だろうね、「教材を1回やってわからなかったら、わからないお前が悪い!良い教材だからわかるまでやれ」というのが実践できたわけだ。
北:そうですよ!僕たちは馬鹿ですから!ならその馬鹿がわかるまでやれと言う事ですよね。「頭に叩き込め!だけど頭だけじゃなくて身体に染み込ませろ」ってね。
高:そうそう(笑)。

去年までの自分なら間違いなく逃げていた。でも自分には逃げ道がなかった。

高:だけどそういう風に繰り返す中で・・・まあ浪人生活の中とかで辛かった事はある?
北:辛かった事は一つには「人に認められない」ことですね。色々馬鹿にされたりもしましたから。もう一つには・・・僕現役の11月から必死でやってきたつもりだったんですけど、浪人の6月の模試で英語が100点中27点の偏差値が45.7・・・、全体の偏差値が45.5・・・・・・・、あれは辛かったですね。
高:そこでどう思った?
北:去年までの自分なら間違いなく逃げますけど、もう僕には逃げ道がなかったですし・・・何より加藤君の成功例を信じていましたから耐え抜く事ができましたね。馬鹿だからしょうがないって開き直りました。単純に勉強時間が足りないって考えて、さらに勉強に時間を割きました。「別にこの一年ぐらい寝なくてもいい」みたいな。
高:なるほどね、だけどそれが誰もができることじゃないよね。そこがすごいよね。
北:ありがとうございます(笑)
高:それだけ勉強して、最初に点数がドンってあがったのはいつだったっけ?
北:僕の場合結構はやいですよ。加藤君が試験直前で上がったから僕もそれぐらいかなと思っていたのですけど・・・・・・夏休みに一気に上がりました。
高:何点ぐらい?
北:記述模試で、国語が偏差値72、英語が60、社会が70でしたね。その時京都府立大学はA判定順位1位で早稲田はB判定、明治はA判定でした。そこから「わかる」って自信もつきましたし、偏差値は60以下にはなりませんでした。
高:点数を維持していって、本番の時はどうだった?
北:僕は私立を受けると決めていたので、センター試験は「最後の模試」という感じで受けました。結果的に自分がMARCHレベルには近づいているなとわかったのでさらに気合いがはいりましたね。
高:それで2月の下旬から私立の試験がはじまったわけだけど、どんな感じだった?
大学合格通知北:獨協大学の試験がありましたけど、受かった今だから言えることですけど・・・余裕でしたね(笑)。過去問研究もしましたから。立教、明治は少し苦労しましたね・・・だけど積み重ねの効果と言うのでしょうか、英語を英語のまま理解して解いたら案外できましたね。国語はセンター試験以降に覚醒しましたから問題なかったですし、世界史は眼中にもなかったです(笑)。
高:早稲田大学のときはどうだったかな?
北:さすがに緊張はすごかったですね。だけど一年間の努力を信じて頑張ろうとは思いました。英語はすごかったですよ(笑)文法問題が完璧だったんですよ。自分が一番ビックリしましたね。世界史は15分くらいで終わって簡単だなって感じでした。国語は一年間の積み重ねが発揮されましたね。評論文に対する理解力もあがっていたから・・・難しかったですけど、ボーダーは越えていたと思います。
高:すごいね(笑)。

『点数上がらないヤツは点数を上げるほどの努力をしてない』

高:そうやって色々勉強していく中で市進予備校の授業とかはどうだったかな?例えば世界史とか
北:鵜飼先生はものすごく良いですね。世界史の出来事がものすごい分かりやすく頭に入ります。僕は授業を受けた後にすぐに問題集で落とし込むという単純なやりかたでしたけど、早稲田とかの問題で90%はとれましたから間違いはなかったと思います。
英語も基本演習形式で利用しましたね。難しいのですけど、早慶レベルの長文に対する免疫はつきました。国語は児玉先生のパワーはすごいです。現代文はそれ以外にも沢山の演習をしたのですけど、「こう解いていこう」という方針はたちましたね。古文の授業も基礎ベースは市進の授業で作り上げました。

高:やっぱり基礎をつくってくれる良い参考書にはなったわけだよね。
北:そうですよね。最終的にはそこから自分が頑張るか頑張らないかの問題ですからね。市進の授業は勉強の方向性は普通に出してくれますから。
高:なるほどね、今それだけやってでっかいギフトを得たわけだけど・・・・・・気分はどう?
北:最高ですね。浪人時代は真っ暗闇でもがいている感じだったのですが、今は視界がかなり開けた感じですね。
高:なんか受験生に言葉はある?
北:やればできるってことを言いたいですね。これは極論かもしれないですが、『点数上がらないヤツは点数を上げるほどの努力をしてない』ということがあると思います。
これを聞いて「俺頑張っているよ」と言うヤツもいるかもしれませんが、現に点数があがってないってことは努力がたりないということですよね?
調子が悪かったとか、問題がややこしかったと言っても点数をとっている人はいるんですからね。
立志塾の先生は俺みたいなどんな馬鹿でもちゃんと見捨てずに方向性をしめしてくれますから、立志塾に入ったらぜひ頑張って夢を叶えて欲しいです。

ついにやってしまいました。偏差値38からのスタートでです。
「早稲田大学 人間科学部合格」
コウジロウ君、何ですか、この復活劇は。
一時は、荒れ、学びを放棄し、選んだ先が、自衛隊。その自衛隊にも不合格の烙印を押されてしまった。そんなあなたが、この1年で、早稲田大学合格ですよ。早稲田だけじゃありません。明治大学、立教大学にも。いや〜人生って最高ですよ。(高木/2011年2月27日)

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